ダイエットは食事から

このごろ自分の体重が増えたと気になっている人がやせようとするとき、とりあえず気をつけるのはたいてい食事でしょう。

中には自己流で極端に食事制限をしてしまったり、無理に食事の量を減らしたりする人もいます。

かえって太りやすい体を作ってしまったり、健康を害してしまうこともあるので注意が必要です。

ではダイエットをしたいと思ったらどのようなことに気をつけて食事を摂ったらよいのでしょうか。

まずはダイエットをする前に自分自身の肥満の原因をよく分析してみましょう。

食事などから摂取されるエネルギーが消費されるエネルギーより多ければ、当然のことながら脂肪が溜ることになるでしょう。

普段から食べすぎているのではないか、基本的に運動不足なのではないか、またダイエットに失敗したことが元でリバウンドをしていないかなどをじっくり考えてみましょう。

そんな風にして、自分の肥満の元を見つけ出すことができたら、次はどのようなことをすればいいかもわかってくるでしょう。

もしストレスによる食べすぎで太ってしまったのであれば、そのストレスをコントロールしながら食事を変えていくようなようなダイエットをすればもっとも効果があがるでしょう。

まずはストレスの要因を究明して解決することが先決で、そうすれば食事も正常になり、ダイエットにも励むことができるでしょう。

そしてリバウンドをしないようにするためには、食事はきちんと摂りながら、ゆっくりと体重が減っていくようなダイエットが理想的です。

心にも体にも負担をあまりかけないですむダイエットを進めるために、無理は禁物と自分に言い聞かせ、体や心を損なわないようにしなければなりません。

食事で始める簡単ダイエット

ダイエットをする場合、とりあえずなにからはじめればいいのかわからない人もいることでしょう。

いきなり激しい運動を始めたり、極端に食事を減らしたりするのは長続きできる方法とはいえません。

それでは手軽に初めて続けることのできるダイエット法をご紹介しましょう。

まずはじめにすることは、毎日食べているものの調理方法をダイエットにつながるように工夫することです。

調理器具を選ぶなら、フッ素樹脂加工のフライパン、グリル、それから電子レンジなどでカロリーを抑えるという方法もあります。

調理方法の仕方もカロリー摂取量にかなり差をつけることが可能で、一般的にいうと蒸す、焼く、煮る、炒める、そして揚げるという順でエネルギーが上がっていくので、それを頭に入れて調理するといいでしょう。

材料を焼くのであれば、グリルを使えば余計な油が落とせ、また煮るときはあくを取るようにするといいでしょう。

揚げ物をするときはキッチンペーパーでしっかり油を吸い取ることを忘れないようにし、炒め物のときはフライパンをフッ素樹脂加工のものにして、油を省くようにすると効果的です。

ダイエットを簡単に始められる調理は、このように工夫するとともに食事日記をつけることも大切です。

けれども毎日のことなので面倒になってやめてしまう事のないように、むしろ簡単に食べた時間や内容、状況などをメモの形でもいいので残しておくとダイエットには役立つでしょう。

こうすればいつでも自分の食事内容を振り返ってみることもでき、うまくダイエットが進められているかの確認もできるので、ダイエットには大変役立つはずです。

何事も習慣化すれば苦にはならないもので、ダイエットを食事日記とペアで習慣にしてしまえばもう大丈夫です。

 

15.

ダイエット食材の選び方.

ダイエットのために、食事を見直してみるときは、まず食事に使う材料から見直してみることが大切です。

まず肉類ですがその部位によってカロリーが違いますので、カロリーの低い部位を選んで調理するとよいでしょう。

肉の部位でいうと、鶏肉の場合はささみからむね、ももという順にカロリーが高くなり、牛肉、豚肉の場合はももから始まって、ヒレ、ロース、カルビ、そしてバラという順になっています。

見た目に脂身の多い肉はカロリーが高いと覚えておくと間違いありません。

ダイエット時には脂身を除いて調理すればもっと効果的にカロリーを抑えることができるでしょう。

カロリーが低い上にビタミンやミネラルなどがたくさん含まれている野菜は、ダイエットには大変適した食材なので、しっかり摂り入れるようにしましょう。

ちょっと熱を加えるだけでぐっとかさを減らすことができるので、工夫次第では相当な量を取り入れることも可能です。

大豆や大豆製品もタンパク質が豊富で大豆に含まれる大豆イソフラボンが体調を整えたり肌荒れにも効果がありますので、ダイエット中におすすめの食材です。

低カロリー食品で食物繊維をたっぷり含んでいる食品として、こんにゃくやきのこ、海藻などもダイエットに大いに役立てたい食材です。

魚や肉を選ぶときに、わざと骨がついているものなどなどを使ってみると、見た感じが明らかに豪華である程度満足感が得られ、しかも食べるのに少し時間がかかるのでダイエットには役に立つのではないでしょうか。

ダイエット時には食材を選ぶときにはこのような工夫もしてみましょう。

食材選びからきちんと工夫して、毎日の食事に活用していけば、ダイエットにはきっと効果が現れることでしょう。

ダイエットと献立

カロリーは抑えながら、なおかつバランスもとれた食事をすることが、ダイエットを行ううえで大切なことですが、これを毎日実行するのは結構努力の要るものです。

ダイエット用の食事の献立を立てる場合には、以下に記すようなことを頭に入れておいてください。

まずおかずを盛るときは、決められた量だけを食べられるように、一人ひとりの皿に盛るようにすると、食べ過ぎないですみます。

ダイエット中は特に薄味励行にすると、ついご飯を多く食べてしまう、ということがありません。

ハーブやスパイスをうまく活用すると、薄味がしまっておいしく食べることができます。

献立の中になにか汁物を入れるようにするのも、ダイエットには役立ちます。

スープ類は満腹感を与えるのでおかずが少なくても満足できますし、海藻やきのこ類を加えてダイエットにぴったりのスープを作るのも良いでしょう。

満腹感を早く感じることができることから、やわらかいものよりもしっかりかめるもののほうがダイエットにはいいので、おかずなどでも歯ごたえのある材料を使うようにしましょう。

ダイエットの献立を立てるときは、ご飯とおかず、それから汁物などが少しずつ食べられるようにバランスを考えて組み合わせるといいでしょう。

丼ものなどの場合は、ついご飯が多くなってしまうので、いつもの量だけ入れるようにし、丼も小さいものを使うようにしましょう。

ダイエット時の献立は、1日30品目を目標に豆類・乾物類などを意識的に摂るようにして色々な食材を毎日の献立に取り入れることがダイエット中の食事のポイントです。

以上のような点に注意してダイエット中の食事の献立を考えてみるとよいかもしれません。

ダイエットと食事方法について

もしあなたが今ダイエットを始めようと思ったらまっさきに食事面に気をつけなければなりません。

ではどのように食事を改善したらよいのでしょうか。

ダイエット時には第一に砂糖と脂肪を一緒に摂らないことです。

砂糖を摂るとインシュリンの分泌が活発になります。

脂肪が分解されずに体に蓄積されやすくなるのは、インシュリンの分泌が活発になるせいです。

その結果体脂肪がどんどん体にたまってしまいます。

そういう理由からダイエットを考えている人はソフトドリンクや甘いものを食後に摂取するのは避けるようにしましょう。

そうはいっても3食の食事をしっかりと摂ることは重要です。

ダイエット中であっても朝2、昼3、夕1くらいの割合で食事をとっていきましょう。

3食の中でも体にエンジンをかける役割を果たしているのが朝食です。

もし抜いてしまったら、体温がなかなか上がらないので血流が悪くなります。

そうなると脳細胞の動きが鈍くなって午前中仕事や勉強がはかどらなくなってしまうでしょう。

ダイエットをしている人はたんぱく質を朝ごはんで摂るようにすることをおすすめします。

昼食では1日のうちで一番エネルギーを摂取する必要があります。

バランスの良い食事をしっかりと摂りましょう。

メニューはカロリーの高いものよりも和定食などのバランスの良い食事がおすすめです。

ダイエット中は洋食よりも和食が良いようです。

1日の中で一番軽めのメニューにしたほうが良いのが夕食です。

たんぱく質や野菜を中心として脂肪を極力避けるようにしましょう。

脂肪は夜眠っているうちに最も活発に蓄積されるからです。

夕食後に運動をすることはダイエットをしている人におすすめです。

インシュリンの分泌を抑制する効果があるのが食事の後の運動なのです。

是非毎日続けましょう。

これらのポイントに気をつけて1日の食事をきちんと摂るとともに、夕食後の軽い運動を取り入れながらダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

置き換えダイエット

今女性に人気のダイエットに置き換えダイエットというものがあるのがご存知でしょうか。

絶対やせるという評判です。

このやり方は1日3回食べる中でどれか1食をダイエット食品に置き換えるものです。

このダイエット法は体の脂肪を燃焼させやすくし、脂肪をためこまない体にすると同時に摂取カロリーも抑えます。

とりあえず取り入れる方法としては取り掛かりやすい方法かもしれません。

ダイエットをしたい人はまずやってみるとよいでしょう。

置き換えダイエットの中でも特に絶対やせる食品として人気があるのが、ヨーグルトです。

脂肪の燃焼を助けるカルシウムを豊富に含むヨーグルトを、朝食またはデザートとして取り入れる、というダイエット食事方法です。

ほかにはさまざまな野菜を入れたスープを食生活に取り入れて新陳代謝をアップさせるものがあり、この野菜スープは絶対にやせる置き換え食品として話題になっています。

体質を痩せやすいものに変えるというダイエット食事方法です。

また摂取カロリーを低く抑えるために主食を豆腐に置き換える豆腐ダイエットという方法もあります。

食事に豆腐を多く取り入れるというやり方もあるようです。

絶対やせるためのダイエット方法に使える置き換え食品はたくさんあります。

寒天、豆乳、おかゆ、わかめ、こんにゃく、きのこなどがあげられます。

3食のうちの1食をこのようなダイエット食品を中心に置き換えてダイエットを行います。